妊活中から取り組みたい便秘対策

スマホを持つ女性
2017.3.24

妊活という言葉を、最近はよく耳にするようになりましたよね。

妊活とは、妊娠に向けての知識を身につけたり、妊娠にあたって自分自身の身体の状態を把握しておくことです。

妊娠したあとの生活を想像すると、さまざまなシーンで、これまでとは違った対応が求められると思います。

女性は妊娠をすると、身体の状態がどんどん変化します。

妊娠後、身体にどんな変化が訪れるかを事前に把握しておくことで、さまざまな変化に対応していきましょう。

 

女性は妊娠すると、便秘になりやすくなる

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「これまで便秘とは無縁だったのに、妊娠後は便秘に悩まされていて…」と嘆いている妊婦さんは少なくありません。

女性は妊娠すると、ホルモンバランスの変化から便秘になりやすいのです。

妊娠をすると、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が多くなります。

黄体ホルモンは、妊娠と出産には欠かせない大切なホルモンのひとつで、妊娠状態を安定させて流産を防ぐ役割を持っています。

一方で、腸の働きを抑制する働きも持ち合わせています。

腸の機能が低下することで、便を排出させるための働きである「ぜんどう運動」が弱まり、便秘がちになってしまうのです。

ホルモンが作用して便秘になりやすくなるほかに、「つわり」が関係して便秘がちになることも考えられます。

「吐きづわり」や「においづわり」といったつわりの症状がある場合、さまざまなにおいに敏感になり、食べ物のにおいが受け付けられないことで、食事から遠ざかってしまうことがあります。

便意を催して排便に至るまでには、一定の量の便が必要です。
食事量が減ることは、便の量が減少することでもあります。
つわりがあるために食事量が減少してしまうと、便秘になりやすいと言えます。

中には水を飲むことさえつらい、という方もいらっしゃいます。
この場合には水分補給も難しくなってしまうため、腸に溜まった便が硬くなり、ますます便秘がひどくなってしまう、ということも。

妊娠中の便秘を悪化させないためには、妊娠以前から便秘対策をしておくことが大切です。

妊活中から取り組みたい「便秘対策」

まず、「妊活」に入る前に気をつけてほしい点があります。

これまでずっと便秘に悩まされていた、という方の中には、定期的に便秘薬を飲んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

妊活中・妊娠中の方が避けるべき便秘薬の種類として、「刺激性便秘薬」が挙げられます。
出来れば酸化マグネシウム等の塩類下剤も避けた方がよいです。
妊活中から便秘薬に頼らないで済むよう、便秘解消方法や便秘対策に取り組んでいきましょう。

 

妊娠前も妊娠後も!朝食後のトイレの習慣化

朝食を食べることで、「胃・結腸反応」が起こります。

これは、朝食が胃腸にとっての目覚ましとなり、排便を促すための働きである腸のぜんどう運動が起こることを指しています。

つまり、便秘を解消・予防する絶好のタイミングが訪れるということなのです。

朝食を食べたあとトイレに行くことを習慣化することで、身体に排便のタイミングを覚えさせることができます。

妊娠前からトイレを習慣化しておくことで、いざホルモンバランスが変化して便秘になりやすくなったときにも、便秘を解消しやすくなりますよ。

 

朝食に食物繊維や乳酸菌・ビフィズス菌を取り入れましょう

朝食風景

先ほどもお話しした通り、便秘は食事とも大きく関係しています。

前述のトイレを習慣化させるためには、まず朝食を習慣化させなくてはいけませんよね。

便秘対策のため、朝食の内容も見直してみましょう。
毎日食べるものですから、飽きずに続けられるメニューを取り入れることが大切です。

便秘を解消・予防するためには、腸内環境を整える必要があります。

まず、便秘と聞いて思いつくのは、「食物繊維」だと思いますが、食物繊維には種類があることをご存知でしょうか。
食物繊維は大きく2種類に分けられ、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」が存在します。

不溶性食物繊維は便のかさを増やし、水溶性食物繊維には、腸内フローラの改善や便を柔らかくするといった働きがあります。
2つの食物繊維をバランス良く摂取することで、便秘を予防・解消しましょう。

食物繊維については、こちらでも詳しく解説しています。
便秘には、2つの食物繊維のバランスが大切!

また、 整腸効果のある、乳酸菌やビフィズス菌を含んだヨーグルトなどの発酵食品を積極的に取り入れましょう。
ドリンクタイプのヨーグルトでしたら忙しい朝にも手軽に摂取できます。

ヨーグルトの力についてはこちらで詳しくご説明しています。
刺激性便秘薬との相性も◎!!ヨーグルトで便秘解消。

ヨーグルトのアレンジレシピとしては、こちらもぜひご参考に。
便秘解消のため継続できるレシピをご紹介!〜後編〜

 

継続的に便秘対策を行って、妊娠後も便秘知らず!

会話する親子

便秘対策も、1日だけ行ったのでは「対策している」とは言えませんよね。

妊娠に向けてさまざまな知識を身につけたり、お身体の状態を把握することはもちろん欠かせないことですが、便秘対策もまた、継続して行っていくことが大切です。

妊娠・出産という、人生のなかでの大きなイベントに備えて、便秘がストレスの原因となってしまわないよう、便秘対策に取り組んでいきましょう!