理想的な排便周期を知ろう

2017.5.1

 

大切なのは、自分の排便周期を知ること


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多くの人にとって、排便をするのは便意が起きたときですね。 では、人間のサイクルではいつが最も排便に適した時間だと思いますか?

答えは、朝です。

人間本来の体のサイクルでは、午前中が最も排泄活動が活発になる時間帯です。

夜から明け方にかけては、自律神経の「副交感神経」が優位に働いています。
副交感神経が優位に働いている時に体はリラックスしており、腸をはじめとした消化器官が活発に働いています。

便がつくられた状態であれば、朝の起床時に朝食と水分を摂ると自然に便意を催します。そのため、便秘ではない方の多くはこのタイミングで排便します。 

人間本来の体のサイクルに従って排便することで、自然な周期で排便することができます。

 

排便周期が狂うと便秘になる


便を押し出せない

排便を我慢すると便秘になりやすい


朝が忙しい方は便意を催してもトイレに行く時間がとれず、我慢してしまうことがあります。
通常、便意を感じると腸や肛門が排便に向けて動き出しますが、排便をせずに数分経つとこの反応がなくなってしまいます。

このときにトイレに行かなければ、排便するチャンスを逃してしまうことになります。
また、排便を我慢することを繰り返していると、便意自体を感じにくくなってしまい、便秘になる可能性があります。

 

排便の回数が多い=快便というわけではない


排便の回数が多いと健康、というイメージがありませんか?
実はその通りとも言えないのです。

便の回数は消化器官の働きが活発な方で、一日2~3回ぐらいあると言われています。
ただ、その場合でも便の状態が良くないと健康とは言えません。

体の健康状態は、便の色や形から推測することができます。
例えばウサギのようなコロコロとした便しかでず、出てもスッキリしない場合は、便が長時間体内に留まっていた可能性が考えられます。
逆に柔らかすぎたり、水っぽい便で回数が多い場合は下痢が考えられます。

 

3日排便がない=便秘とは言えない


「便秘の基準は3日排便がないこと」という説があります。
しかし、ただ3日便が出ないから便秘だとは言い切れません。

たとえば、毎日便が出ていた人が3日間便が出ない場合は排便周期が乱れていると考えられますから、便秘気味だと判断できます。
毎日排便をしている人には一日でないだけでもツライ状態になり、お腹が張ったり苦しくなったりします。

このように、普段の排便の回数や体調をもとに、自分が便秘なのかどうかを判断すると良いでしょう。

排便周期が狂う原因としては、生活リズムの乱れも考えられます。 現在の生活習慣を見直すことが排便周期を正常に戻し、便秘の予防・対策のきっかけになることもありますので、一度、自分の生活リズムを振り返ってみましょう。

健康的な排便周期を維持するために


質の良い睡眠を充分にとることはとても重要です。

また、便がつくられるには食べ物から栄養を取る必要がありますから、食事の内容も大切です。
食物繊維の多い食材や、水分を多めに取ることを意識しましょう。

それでも便が出にくい場合は、排便するときの姿勢にも気をつけてみてください。
前かがみになって両ひじを膝の上につき、つま先を上げます。
この『ロダンの考える人』のような姿勢をとることで、腸と肛門の位置がまっすぐに近づき、スムーズに排便しやすくなります。

 

便秘になったら、便秘薬を上手に使いましょう


生活に気を配っていても、些細なきっかけで便秘になる可能性があります。

生活習慣を改善して解消できることが一番いいのですが、忙しい生活の中では難しいという方もいらっしゃると思います。 そんな方は、便秘薬の服用を考えてみてはいかがでしょうか。

便秘薬の服用をお考えの方に「昭和便秘のおくすり」についてご紹介します。

「昭和便秘のおくすり」は「大黄」「生姜」「芍薬」の3つの生薬が便秘解消をサポートします。大腸の働きを活発にして便秘を解消する大黄は便秘薬に広く使われている成分です。
有効成分を適切な量だけ配合することで、服用による腹痛が起こりにくいよう考えてつくられた、おなか想いの便秘薬です。
粉薬(細粒)ですから、初めての方には、まずは少量から服用して効き目を確認していただくことができます。便秘の方のことを考えた、おなか想いの「昭和便秘のおくすり」をぜひお試しください。

「昭和便秘のおくすり」は医薬品です。
用法・用量を守り、使用上の注意をよく読んで服用してください。

 

薬剤師 木全