10人に1人の子供が便秘に悩んでると言われている

2016.11.30

子どもが便秘だと判断するのってなかなか難しいですよね。
子どもの場合、週に3回より少ない、
または5日以上でなければ便秘だと考えられています。

そもそも「子どもって一般に何歳のことをいうの?」
って不思議に思いますよね。

子どもは、18歳未満のことを指す
*子どもの権利条約上

大人か子どもかの区別は目的によってさまざまですが、
国際社会で定められている条約、児童(子ども)の権利条約において、
18歳未満を子どもと位置づけています。

さらに子どもを新生児、乳児、幼児(小児)、
児童と4つにカテゴリーに分けることができます。

新生児: 28日以内
乳児: 1歳未満
幼児(小児): 満1歳から6歳まで
児童: 6歳~18歳まで

*薬の服用量に関しては、通常15歳を境に大人と子供を区別しています。

ここでは、新生児、乳児、幼児、児童の便秘のサイン、原因、解消法などを
広く紹介していきたいと思います。

子どもが示す便秘のサイン

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新生児、乳児、幼児(授乳期)の便秘の見分け方

・下腹部を軽く押すと、いつもより硬い感じがする
・便をするときに痛がって泣くことがある
・便の量が普段より少ない
・母乳やミルクを飲んでくれない。飲んでも戻してしまう
・眠たくもないのにぐずる

などが挙げられます。

幼児(食事期)と児童の便秘の見分け方

・便が数日間出ない
・食欲減退
・腹痛
・嘔吐
・硬いウィンナーのような便

以上のような症状があります。

便秘と判断される条件として、週に3回より少ない、
または5日以上排便がない状態、とされております。

しかし、便秘の条件に当てはまらなくても
上に挙げられている症状が見られたら、便秘の可能性があります。

そのため、条件にあてはまらないからまだ便秘ではないと安心せず、
病院で診てもらったり、水分補給や食事で改善する方法にしたり、
子供に合った解消を一緒に探してあげましょう。

日常のちょっとした事でも、子どもが便秘になってしまう

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新生児、乳児、幼児(授乳期)の便秘は、食生活が大きく関わります。

・食生活
 母乳の質や市販のミルクの成分、授乳量の不足、水分不足、
 ミルクの温度が低いことなどが原因で便秘になることがあります。

幼児(食事期)、便秘は食生活も大きく関わってきますが、
環境も関わってきます。

・離乳食の開始や終了
 授乳量が減り水分不足になってしまったり、
 食物繊維が不足したり、食事内容で便秘になってしまいます。

・トイレトレーニング
 トイレで排便することがイヤで我慢してしまうことがあります。
 さらに、失敗したときに怒られることで、
 怒られないために我慢してしまうこともあるそうです。
 それらの原因で、トイレトレーニングでストレスを感じて、
 便秘になってしまいます。

・保育園や幼稚園
 入園やクラス替えなどの環境の変化へすぐには慣れず、
 便秘になってしまう可能性があります。
 また、周りに合わせてしまって、行きたいときにトイレへ行けずに
 我慢してしまうことも子もいます。

児童の便秘は食事や環境もありますが、
現代は人間関係が大きく関わっているといえるかもしれません。

・食事
 食事の偏り、食物繊維摂取不足、水分不足などがあります。

・環境と人間関係
 環境と人間関係が原因の便秘は、入学、クラス替え、
 また授業中にトイレへ行きにくいという理由があります。
 嫌味を言われたり、イジメの対象になる可能性もあります。

 また、SNS上で何を言われるか分からないのも児童の子どもにとっては、
 大きなストレスの原因の1つと言えるでしょう。

上記で挙げたような変化や原因でストレスを感じてしまい、
便秘になってしまうことがあります。
子どもでも便秘症は珍しいことではありません。10人に1人くらいか、
それ以上と考えられています。

また、離乳の開始や終了のころ、トイレットトレーニングのころ、
学校へ通いだ したころなどの変化がある時期に、
慢性の便秘になりやすいとも言われています。

慢性の便秘には要注意!

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便秘のたびにお腹が痛い、苦しい。排便時に苦痛・出血するなどの症状が
1~2か月以上続く場合は、慢性便秘症と言われています。

様々な対策を行っても、食生活などが原因で便秘が解消できないこともあります。
基本的に子供はまだ自分の体調についてちゃんと説明ができません。
そのため、便秘の症状についても、大人がしっかり把握するのは難しいです。
そんな時はかかりつけの小児科医に相談する事をおススメします。

食事から見直してあげよう

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新生児・乳児・幼児(授乳期)

・水分をしっかりと摂取
 ミルクの量を増やしてあげたり、白湯や薄めた麦茶などで
 水分補給を欠かさないようにしてあげましょう。
 母乳の質が赤ちゃんの便秘に関わることがあります。
 お母さんも食物繊維の多い食品を多くとるように心掛けたり、
 授乳前に水分補給することを意識しましょう。

・「の」の字マッサージ
 私もたまに自分で行うことがありますが、
 赤ちゃんのお腹を「の」の字を書くようにマッサージする方法があります。

新生児・赤ちゃんの詳しい便秘解消法はこちら>



幼児(食事期)・児童

・水分をしっかりと摂取
 授乳量の減少が原因で水分不足になっている可能性があるため、
 白湯や薄めた麦茶などでこまめに水分補給してあげてください。

・食物繊維を摂る
 食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。 
 便秘解消には、「不溶性:水溶性=2:1」が理想といわれ、
 バランスよく摂ることが効果的です。

詳しい食物繊維についてはこちら>

・トイレに行く習慣をつけさせ、我慢をさせない
 トイレトレーニングのときや学校にいるときに、
 トイレに行くのが恥ずかしいと感じて我慢してしまう子もいます。

 その癖で便秘になりがちになってしまう場合もあるため、
 毎朝トイレに座る習慣をつけたり、
 恥ずかしくないということを伝えてあげましょう。
 これがストレスの解消にもつながります。

 何よりも早起きして、ちゃんと朝ご飯を食べ、ゆっくりトイレに行って、
 それから家を出る習慣を付けたいものです。

新生児・赤ちゃん年齢以上の子どもの詳しい便秘解消法はこちら>

新生児や乳幼児の便秘について詳しく知りたい場合はこちら>