知っておきたい!便秘薬としての「酸化マグネシウム」

2017.3.6

 酸化マグネシウムとは?


酸化マグネシウムは、海水から作られる天然由来成分です。

からだに吸収されにくく、比較的副作用の少ない医薬品として利用されており、制酸剤、便秘薬として効果を発揮します。
酸化マグネシウムは「塩類下剤」と呼ばれ、習慣性が少なく、長期間の服用が可能なお薬です。

 

酸化マグネシウムによる便秘解消の流れ


酸化マグネシウムには、便に水を含ませて軟らかくしたり、かさを増やして便を出しやすくする効果があります。
ちなみに、腸のぜん動運動を活発にして排便を促す効果があるのは、大腸刺激性下剤といわれる便秘薬です。
同じ便秘薬でも、塩類下剤の酸化マグネシウムとは、排便を促すまでの作用が異なります。

酸化マグネシウムは体内に入って腸内に到達すると、腸内の浸透圧が上昇します。
浸透圧とは、一言で言うと「濃度の高い液体がまわりと同じ濃さになろうとする力」です。腸内の浸透圧が上がると、便からの水分吸収を抑制し、便が硬くなるのを防ぎます。

飲むときに気をつけること


酸化マグネシウムは、過剰摂取しない限り副作用は起こりにくい成分ですが、念のため頭に入れておいていただきたいことをご説明します。

心臓や腎臓が悪い方は医師の指示に従って

多量のマグネシウム摂取は心臓に負担がかかります。

また、腎臓の機能が弱っている方の場合、マグネシウムの排出がうまくいかず体内に蓄積されて高Mg血症になる可能性があります。

カルシウムの過剰摂取に注意

カルシウムと酸化マグネシウムの反応により、吐き気が起きたり、食欲不振になる可能性があります。

もちろん通常の範囲内の飲食であれば全く問題ありませんが、頭に入れておくと良いかもしれません。

 

まとめ


酸化マグネシウムは体内で吸収されにくく、副作用がほとんどないと言われている成分です。
ですが、どんなお薬でもそうですが、誤って使用すると本来の効能が発揮できません。最適な効果を得るためには、用法・用量を守って服用することが大切です。


腸のぜん動運動を活発にしてくれるタイプの便秘薬をお探しの方には、「昭和便秘のおくすり」をおすすめしたいと思います。

「昭和便秘のおくすり」は、大腸の働きを活発にする「大黄」、体を温める「生姜」、筋肉をリラックスさせる「芍薬」の3つの成分からつくられた添加物無添加の便秘薬です。

粉薬(細粒)ですから、初めての方には、まずは少量から服用して効き目を確認していただくことができます。便秘の方のことを考えた、おなか想いの「昭和便秘のおくすり」をぜひお試しください。

「昭和便秘のおくすり」は医薬品です。
用法・用量を守り、使用上の注意をよく読んで服用してください。

 

薬剤師 木全