便秘薬の成分「センノシド」とは

2017.4.17

センノシドとは、センナに含まれている成分のことです。
下剤効果が高いため、多くの便秘薬に配合されています。
今回は、センノシドについて詳しくご紹介していきたいと思います。

 

センノシドの効果

intestine_illust_002センノシドは腸内細菌によって分解され、レインアンスロンという物質になります。
このレインアンスロンが大腸のぜん動運動を活発にし、排泄を促してくれるのです。

つまり、センノシドには大腸を刺激する役割があるのです。
まるで腸の応援団のようですね。
個人差はありますが、服用後8~10時間で効果があると言われているので、寝る前に服用すると、翌朝お通じが期待できます。

 

便秘薬以外にも使われているセンノシド


実はセンノシドは、便秘薬としての働き以外にも様々なところで活躍している成分です。

例えば、胃の検査をするときにバリウムを飲む場合がありますね。
検査後のバリウムの排泄に、このセンノシドが使われます。

センノシドを使う際の注意点


センノシドが含まれた便秘薬は、用量以上の服用はおすすめしません。

便秘解消の効果は高い薬ですが、使い過ぎると体が薬に慣れてしまい、十分な効果が発揮できなくなってしまいます。
効かないからと言って、決められた量以上の薬を服用することは避けましょう。

適切に使用する分には、センノシドが含まれた便秘薬は優秀な薬です。
用法・用量を正しく守って、健康的に便秘を解消しましょう。

 

まとめ


センノシドの効果の中で、腸を刺激することでぜん動運動を促す、とお話ししましたが、このセンノシドは、昭和便秘のおくすりの中に含まれている、「大黄」の中にも含まれています。

大黄の中のセンノシドのおかげで、便秘解消につながるのですね。

昭和便秘のおくすりには、大黄のほかに「生姜」「芍薬」が含まれており、大黄の働きをサポートします。

用法・用量を守り、正しく服用することで、便秘の解消に役立てていただければと思います。

薬剤師 木全