日本人が一番かかりやすいのは弛緩性便秘
便秘の種類は、その人によっても異なるのですが、一般的には以下の3つに分ける事が出来ます。
・弛緩性便秘
・直腸性便秘
・痙攣性便秘
弛緩性便秘は、腸のぜん動運動が衰えている状態です。
直腸性便秘はトイレに行くのを我慢しすぎて起きる便秘です。
痙攣性便秘は大腸が生活環境に過敏に反応してしまう事で起きる下痢や便秘の内、便秘するタイプがこれです。
その中でも、日本人の便秘で一番多いのが弛緩性便秘と言われていますが、はっきりとした区別は難しく、複合している場合もあります。比較的重症になるとタイプごとに対処方や薬が異なります。
便秘薬には大腸のぜん動運動を活発にする働きのある薬と便を柔らかくする働きのある薬があります。しかし、症状が極軽い方は便秘のタイプや便秘薬の成分をさほど気に掛ける必要はありません。
お通じが2〜3日来ない程度の軽い便秘の方
便秘薬を適切に服用して便秘を解消しましょう。また、同時に生活習慣の見直しも是非してみて下さい。
お通じがないのが習慣になってしまっている方
便秘が日常になってしまっている方は、あきらめず、しっかり対処することが肝心です。
必ず生活習慣の改善をしっかり行いながら、便秘薬を適切に使いましょう。そして便秘薬に頼らなくても良い体を目指しましょう。
お通じに影響する生活習慣
×朝、家を出る前に余裕のない生活パターン (弛緩性、直腸性、痙攣性)
→ 朝食を食べて、トイレに必ず行きましょう。
×野菜不足 (主に 弛緩性)
→ 野菜やキノコ、海藻を積極的に摂りましょう。
×トイレを我慢してしまう (主に 直腸性)
→ 便意を催したら必ずトイレに行きましょう。
×夜更かし (弛緩性、直腸性、痙攣性)
→ 昼間は活発に活動して、夜は十分睡眠をとりましょう。
それでもダメな方は一度受診を
長期的に便秘に悩まされ、生活習慣を改めても改善しない方は、迷わず内科あるいは消化器内科を受診されることをお勧めします。
「昭和便秘のおくすり」は、大腸のぜん動運動を活発にするタイプのお薬です。
成分には生薬の「大黄」「生姜」「芍薬」という3つだけを使用していて、添加物無添加のお薬です。