女性の便秘に効く便秘薬とは

2016.7.13

ドラッグストアや通販サイトでは、たくさんの種類の便秘薬が売られています。

どの便秘薬を飲めばいいのか分からず、お困りの女性もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、便秘の状態によって適した便秘薬は異なるのです。

まずは女性がなりやすい便秘の状態について解説していきます。

 

女性がなりやすい便秘①腸の機能の低下による便秘


どんな便秘?


女性は男性に比べ筋力が弱い傾向があります。

運動不足や加齢の影響を受けて筋力が弱くなりやすいです。便を押し出すには腸を動かす力が必要なのですが、力が足りないと便が腸の途中で止まってしまい、便秘になります。

また、腹筋が弱いと内臓が重力に従って垂れ下がり、これも便秘の原因になります。

また、女性はホルモンの影響によっても便秘になりやすいです。
女性の方は、生理前はからだが重く感じて動くのがおっくうになってしまうことがあると思います。

このとき実は、腸の方も同じことを思っています。生理前に分泌される黄体ホルモンの性質で、腸のぜん動運動が弱まっているのです。そうすると便が肛門へ運ばれず、便秘になりやすくなります。

このタイプの便秘では、黒っぽい、硬くコロコロとした便となります。また、便が残っている感じがして、あまりすっきりしないといった症状があります。

 

どんな便秘薬を飲めばいい?


この腸の機能の低下が原因の便秘には、腸の動きを活発にする便秘薬が効果的です。

日本人の便秘にはこのタイプが一番多いので、市販の便秘薬もこれに対応したものが多く販売されています。「センナ」や「大黄」、「ビサコジル」など大腸刺激性の成分が含まれています。

下記の表を参考にしてください。

生薬系

プランタゴ・オバタ種皮

膨潤性

便の量を増やして出やすくする

アロエ

大腸刺激性

大腸の動きを活発にする

エイジツ

大腸刺激性

大腸の動きを活発にする

ケンゴシ

大腸刺激性

大腸の動きを活発にする

センナ( ※ )

大腸刺激性

大腸の動きを活発にする

ダイオウ

大腸刺激性

大腸の動きを活発にする

 

塩類・精製・合成系

酸化マグネシウム

塩類

便の水分を多くして硬くなるのを防ぐ

硫酸ナトリウム

塩類

便の水分を多くして硬くなるのを防ぐ

カルメロース

膨潤性

便の量を増やして出やすくする

センノシド( ※ )

大腸刺激性

大腸の動きを活発にする

ビサコジル

大腸刺激性

大腸の動きを活発にする

※印の付いている物は、副作用等に特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定しているものです。

腸の動きを活発にする便秘薬をお求めの方には、「昭和便秘のおくすり」をおすすめしたいと思います。

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「昭和便秘のおくすり」は、腸のはたらきを促してくれる「大黄」、腸を温める「生姜」、腸をリラックスさせてくれる「芍薬」の3つの生薬からつくられています。丸く固めない粉のままのお薬にすることで、添加物無添加のお薬になっています。

女性がなりやすい便秘②排便のガマンによる便秘


どんな便秘?


朝の準備に時間がかかるため朝食後トイレに行かない、学校や職場での排便に抵抗がある、といった女性がなりやすい便秘です。

腸の中でも肛門に近い部分を直腸といいます。この部分に便がたまると脳に刺激が伝わり、今度は脳から体へ「便を出そう」という指令が送られます。
この指令により、肛門は緊張をゆるめ、腸はぜん動運動を行い、便を押し出します。これを排便反射といいます。

驚かれるかもしれませんが、本来、腸はいきんで動かすものではなく、便意があれば自然に働くものなのです。

この排便反射は意識してコントロールすることができ、排便がなくても数分で止まってしまいます。便意があるのに排便をガマンすることを繰り返していると、しだいに便意を感じにくくなってしまい、便秘の原因になります。

他にも、排便時に痛みや違和感があったり、うまくいきめないといった症状があります。

 

どんな便秘薬を飲めばいい?


このタイプの便秘は、便がカチカチに硬くなっているという特徴があります。

硬い便を無理やり出そうとすると、肛門を傷つけてしまう可能性があります。ですから、便を軟らかくして出しやすくする便秘薬が効果的です。
便に水分を摂り込み軟らかくする、「酸化マグネシウム」を主成分とする便秘薬がおすすめです。

また、「プランタゴ」「オバタ種皮」は食物繊維や寒天のような働きをする成分です。この成分が含まれた便秘薬は、便の量を増やすことで自然な便意を促します。これによって、正しい排便リズムを取り戻すことが期待できます。

 

自分に合ったおくすりで、便秘をスッキリ解消


黒っぽくコロコロした便、残便感がある
… 大腸の動きを活発にする便秘薬

便意を感じない、便がとても硬い方
… 便を軟らかくする便秘薬、便の量を増やす便秘薬

「便秘薬はお腹が痛くなるものだから体に悪い」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、度を越えた量や頻度で服用しなければ、副作用はよっぽどのことがない限り起こらないと考えていただいて良いと思います。

便秘が長く続いて、ストレスやお腹の張りでお悩みの女性は、便秘薬で解消することを考えてみても良いのではないでしょうか?

上記の症状に心当たりがあり、自分には大腸を活発にする便秘薬が合っていると感じた方は、ぜひ「昭和便秘のおくすり」をお試しください。キレイで元気な一日を始めましょう。

 

薬剤師 木全