妊娠初期の便秘解消方法

水を飲む女性
2017.4.7

妊娠初期の便秘に悩まされている妊婦さんは少なくありません。

妊娠初期とは妊娠4〜15週のことを指し、月日にすると、妊娠してから2ヶ月から4ヶ月に相当します。

この時期、女性の身体は大きく変化します。
妊娠初期の便秘もまた、妊娠後に訪れる身体の変化が影響して起こります。

妊娠初期の便秘の原因

女性は妊娠することで、体内のホルモンバランスが変化します。

妊娠すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増加します。

黄体ホルモンとは女性ホルモンのひとつで、妊娠状態を安定させて流産を防ぐなどの役割を持っていますから、妊娠と出産には欠かせない、大切なホルモンなのです。

一方で、腸の働きを抑制する作用もあるのが、この黄体ホルモンです。

腸の働きが抑制されることで、便を排出させるぜん動運動が弱まり、便秘になってしまうのです。

また、4週あたりから、多くの妊婦さんにつわりの症状が現れます。
吐きづわりや臭いづわりといった症状がある場合、食事から遠ざかってしまうという方もたくさんいらっしゃいます。

便は普段の食事から作られていますから、食事量が減少すれば、便の量も減少します。
腸内に一定の量の便がなければ、便意は催されません。
便意を感じなければトイレに行くこともありませんよね。
そのため排便から遠ざかることとなり、便秘になってしまいます。

妊娠初期の便秘で気をつけること

女性は男性に比べて便秘になりやすいと言われています。
長らく便秘がちで、便秘薬を常用しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まず、妊娠を考え始めた時点で、便秘薬を避けるのがベストです。

そして、妊娠がわかった時点で、すぐに便秘薬の使用を中止しましょう。

ストレスまでも溜め込んでしまわないように

会話をする母娘

妊娠をすると、身体の変化に敏感になるもの。
ちょっとしたことが気になったり、赤ちゃんに影響はないのかと、心配になってしまうと思います。

ホルモンの影響により、精神面にも波紋が及ぶことが考えられます。

ストレスは、便秘の原因のひとつです。

便秘がちになってしまうのは、妊娠後の女性ならば誰にでも可能性のあることです。

便秘のことばかりを気にして、便秘がストレスの原因となってしまわないよう、便秘解消方法と一緒に、ストレスを溜め込まない工夫も一緒に取り入れましょう。

自分のお母さんや、すでに出産を経験されている先輩ママに相談してみるのもおすすめですよ。

妊娠初期の便秘解消方法

妊娠を経て変化する身体に合わせて、妊娠以前とは異なる便秘解消方法を取り入れる必要があります。
便秘薬に頼らない便秘解消法で、すっきりとしたお通じを迎えましょう!

生活を見直して自然なお通じを目指しましょう

食事する女性

・食生活の見直し

食物繊維が不足していると、便秘がちになってしまいます。
妊娠初期は、つわりなどの関係で、食生活も変化する時期です。
自分が食べやすい形で食物繊維を摂取できるよう、食生活にも工夫を取り入れていきましょう。

便秘改善に一役買ってくれる食べ物として、プルーンが挙げられます。
プルーンの特徴についてはこちらで詳しくご説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
便秘解消に効くといわれる、プルーンがもつ2つの成分

また、乳酸菌やビフィズス菌を含んだ乳製品も積極的に取り入れることをおすすめします。

手軽に摂取できる乳製品といえば、ヨーグルトですよね。
ヨーグルトの中には、おなかの不快感を和らげてくれるビフィズス菌が含まれているタイプもあります。
吐きづわりやにおいづわりのために固形物の摂取が難しい方もいらっしゃると思います。
そういった場合、ドリンクタイプのものを選んで摂取してみてくださいね。


・こまめな水分補給

体内の水分が不足すると、腸内の便はどんどん硬くなります。
硬くなった便の排出はスムーズに行われなくなり、便秘がちになってしまいます。

便秘になってしまうと、腸内に滞った便の水分はますます奪われることになり、便秘が進行してしまうという悪循環を招きます。

便秘解消のため、こまめな水分補給を心がけましょう。


・トイレの習慣をつける

便秘を解消するためには、排便のタイミングを身体に覚えさせることも大切です。

妊娠を機に生活リズムが変わってしまったという方もいらっしゃると思います。
便秘解消のためには、朝のトイレを習慣づけましょう。

朝食を食べたあとは、腸の動きが活発になる「胃・結腸反応」が起こります。
この反応が起こったあとは、便秘を解消する絶好のタイミングでもあります。

朝食のあとのトイレを習慣づけて、排便のリズムを整えていきましょう。

自己判断での薬の使用は避けましょう

どうしても便秘で苦しい場合にも、自己判断で市販の便秘薬などを使用するのは控えましょう。
「便秘をすぐに解消したいので、便秘薬を使用したい!」と考えた場合にも、必ず産婦人科のお医者様に相談しましょう。


妊娠をきっかけとして、さまざまな変化が起こります。
妊娠初期の便秘にも、変化に合わせた対処法を取り入れていきましょう。