高齢者に多い「弛緩性便秘」

2016.12.16

実は、高齢者の多くの方が、慢性的な便秘に悩まされています。

一口に便秘と言っても、原因や症状からたくさんの種類に分類されますが、
特に高齢者に多いとされるのは、「弛緩性便秘」です。

まずはその症状を確認していきましょう。

 

弛緩性便秘の症状

弛緩性便秘の症状として、以下のものが挙げられます。

・硬い便が出る
・残便感があり、すっきりしない
・ガスが溜まってお腹が張る、膨満感による食欲の低下

「年齢のせいか、最近は若い頃のようにご飯が食べられなくて…」
という高齢の方はたいへん多くいらっしゃいますが、
「以前のように食べられないのは年齢のせい」と思い込み、
食欲低下という、便秘の初期症状に気がつかない、という場合も考えられます。

「弛緩性便秘」は腹痛などの痛みを感じることがないために、
自覚症状のないまま慢性化してしまう、といった特徴があります。

高齢者の「弛緩性便秘」原因と解消法

「弛緩性便秘」は、その原因に沿った解消法を実践することで
慢性的な便秘症状から抜け出すことができます。

ここからは、「弛緩性便秘」の原因に沿った解消法をご紹介いたします。

 

加齢によって減った食事量は、「食材の力」で補おう!

高齢になるにつれて、食事量は減っていきます。
食事量が減ると、腸内の便の量も、必然的に減ってしまいます。
便意を催すためには、一定量の便が必要なのです。

また、噛む力が弱まっていることから、
やわらかい食べ物や、消化しやすい食べ物を摂取しがちです。

毎日の食生活を見直すことが、便秘解消へとつながります。

しかし、「たくさん食べたら便も出るはず」と、
苦しくなってしまうほどの食事量は必要はありません。
食べ過ぎはむしろ、消化器官への負担になってしまいます。

量だけではなく、食材そのものに注目した食事を、
毎日継続して摂取することが大切です。

毎日の食事では、食物繊維を含んだ食べ物を摂取することを心がけましょう。

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食物繊維には2種類あり、便のかさを増やしてくれる「不溶性食物繊維」と
便をやわらかくし、排泄しやすい状態にしてくれる
「水溶性食物繊維」があります。

2種類の食物繊維を摂取するバランスとして、
不溶性食物繊維:水溶性食物繊維=2:1のバランスが理想的と言われています。

「不溶性食物繊維」であるキャベツやレタスなどが入ったサラダに、
「水溶性食物繊維」が含まれる、わかめやめかぶといった海藻類を加えるなど
いつもの食生活に「プラス」することから、始めてみてください。

 

便秘解消のための運動も、毎日継続して行うことが大切です

高齢になるにつれて運動量が減ることから、筋力が低下します。

腹筋などで支えていた内臓が、筋力低下のために支えきれなくなり、
本来の位置よりも低い位置へと下がってしまいます。

垂れ下がってきた内臓が腸を圧迫するために、
排泄を促す働きであるぜん動運動が弱まってしまうのです。

内臓を支える筋力を身につけるためには、
全身を使う有酸素運動が効果的です。

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しかし、高齢の方の運動方法には注意が必要です。
便秘を解消したいからといって、無理な運動は禁物。

運動不足解消に良いとされるウォーキングも、
腰痛や膝の痛みなどに悩まされている方にとっては、
過度な負担となってしまうことも考えられます。

毎日続けられそうな、簡単なストレッチやマッサージを行うのも効果的です。

運動も食事同様に、たくさん運動すればいい、というわけではありません。
自分に合った方法を、毎日継続して行うことが大切なのです。

生活習慣の改善が、便秘解消へとつながります。
無理のない範囲で、できることから取り組みましょう。

 

どうしても苦しい場合には、便秘薬も!

3日以上排便がない状態が続く場合、便秘薬に頼るのもひとつの手段です。

便秘薬を使用する場合、腸に負担をかけすぎない、
「おなか想いの便秘薬」を使用すること心がけましょう。

便秘薬が効き過ぎてしまうと、下痢を引き起こし、
脱水症状の原因となってしまう恐れがあります。

ただし、いつも飲んでいる薬がある、という方は、
常用薬と便秘薬の飲み合わせのことを考えて、
必ず主治医や、薬剤師の方に相談してください。

「酸化マグネシウム製剤」は副作用が比較的少ないとされていますが、
腎臓あるいは心臓に疾患をお持ちの方は必ず、
かかりつけの医師に相談しましょう。

 

腸に負担がかからない便秘薬を使用したい方に

おなか想いの便秘薬として、
「昭和 便秘のお薬」を使用していただくことをおすすめします。

「昭和 便秘のおくすり」に含まれている生薬のひとつである「ダイオウ」は
弱くなった腸のぜん動運動を活発にしてくれます。

「ダイオウ」は、漢方では寒性と言って、体を冷やすとされています。
また、ぜん動運動が活発になることで、お腹が痛くなってしまうことがあります。

そこで腸を温める効果のある「ショウキョウ」、
腸の緊張状態を和らげてくれる「シャクヤク」を配合することによって、
おなか想いの便秘薬としてご利用いただけます。

「昭和 便秘のおくすり」は3つの生薬のみを使用し、
添加物を使用していない、おなか想いの便秘薬です。

便秘薬の効果は人それぞれ異なります。
「昭和 便秘のおくすり」を使用する場合、
まずは1包の半分から始めてみましょう。

「昭和 便秘のおくすり」は、医薬品です。
用法用量を守り、使用上の注意をよく読んでお使いください。