【薬剤師】が教えます。生理前・生理中の正しい便秘解消法

2016.7.14

女性の中には、生理前・生理中だけ便秘になる、という方も少なくないようです。
慢性的でないとはいえ、月経の周期に合わせて毎月のように便秘に悩まされるのも嫌ですよね。

今回は、生理前・生理中の正しい便秘解消方法についてご紹介いたします。

生理前・生理中に便秘になる原因

そもそも、なぜ生理前・生理中だけ便秘になってしまうのでしょうか?
それぞれの原因についてご紹介いたします。

生理前に便秘になる原因

便を押し出せない

生理前に起こる便秘は、女性ホルモンの影響が原因と言われています。
排卵後から月経が始まる2週間の間に、「プロゲステロン」と呼ばれるホルモンが
分泌されます。
プロゲステロンは、受精卵を守るために子宮周辺の筋肉の働きを弱くしようとする
働きがあります。
そのため、子宮のすぐ近くにある大腸は動きが鈍くなってしまい、
便秘になりやすくなるのです。

また、プロゲステロンは体に水分を溜めようとする働きもあります。
その結果、便に十分な水分が含まれなくなってしまうため、
便が硬くなり排泄しづらくなってしまうのです。

生理中に便秘になる原因

痙攣性便秘には不溶性食物繊維は逆効果

生理前に分泌された「プロゲステロン」は、
月経が開始されれば徐々に分泌されなくなっていきます。
そのため、生理前に便秘になっても生理が始まれば便秘は解消されるはずなのですが、
ホルモンバランスが乱れていることにより、生理中にもプロゲステロンが分泌されてしまい、
便秘になっている場合もあります。

また、生理中というのは出血が続くことにより、体全体の血液量が少なくなっている状態です。
血行不良になることにより、内臓の働きが悪くなってしまうのです。
もちろん、腸も例外ではありません。
腸のぜん動運動が弱まることにより、便秘になりやすくなってしまいます。

生理前・生理中の便秘解消法

生理中・生理前の便秘はホルモンの影響も大きく、このホルモンを減少させることは難しいですが、 生活習慣の見直しで便秘の予防・解消をすることもできます。
おすすめの方法をご紹介いたします。

水分をこまめに摂取する

便秘に効くお茶を飲む

生理前・生理中は体内の水分がいつもより少なくなってしまいます。
ですから、水分をいつも以上に摂っていただくことが大切です。

ただし、生理中というのはいつも以上に体が冷えた状態になっているため、 水も冷えたものを飲んでしまうと、余計に体を冷やすことになってしまいます。
常温の水や白湯を飲むようにしましょう。

また、硬水を飲むこともおすすめです。
硬水に含まれているマグネシウムは、便の水分量を増やし柔らかくしてくれます。

体を温める

生理中というのは、体が冷えやすくなっています。
冷えが腸の働きを弱めている場合もあります。

冷えを防ぐために、体を冷やさないような服装を心がけましょう。
特に、首・手首・足首を冷やさないことが大切です。

また、温かい飲み物や生姜などの体を温める効果のある食べ物を摂っていただくこともおすすめです。

運動をする

運動で便秘を改善

適度な運動をすることも便秘解消に効果的です。

お腹周りの筋肉を使う運動は、大腸の動きを活発にしてくれるのでおすすめです。
特に女性は、元々男性より腹筋が弱いことで便秘になりやすいので、 日ごろから
腹筋を鍛えておくと良いでしょう。

運動すると体も温まりますし、ストレスも解消できますね。
ストレスも便秘の原因になります。
一日のうちの数十分でも良いので、是非日常生活の中に運動を取り入れてみましょう。

便秘薬を服用する

いろいろな便秘解消方法を試してみたけど、なかなか便秘が解消しない…。
という場合には、我慢せず便秘薬を使ってみてはいかがでしょうか。

便秘薬に怖いイメージがある方もいるかもしれませんが、 用法・用量を守り月経周期の間だけ服用していただく分には、怖いおくすりではありません。
ただでさえ、ホルモンの影響でイライラしやすい生理前や生理中に便秘を我慢していれば、 もっとストレスが溜まってしまう場合もあります。
便秘薬とうまく付き合い、便秘を解消していただければ、精神的にも楽になるのではないでしょうか。

昭和製薬が開発した「昭和便秘のおくすり」は、3 つの天然生薬を配合した便秘薬です。
大黄が腸のぜん動運動を促し、緊張状態になった腸を芍薬がほぐす効果が期待できます。
また、生姜も配合していますので、ただでさえ生理中に冷えがちな腸を温めてくれます。
生理前や生理中の便秘にお悩みの方におすすめの便秘薬なので、
是非お試しいただければと思います。
検討してみてください。