便秘と下痢を繰り返す「IBS」を改善するには?

2016.7.16

「IBS」という病気をご存知でしょうか?
IBS とは「過敏性腸症候群」のことです。
今や、日本人の 10~20 人に 1 人は IBS であると言われています。

今回は IBS の特徴と改善方法についてご紹介いたします。

IBSとは?

痙攣性便秘には不溶性食物繊維は逆効果

腸は「第二の脳」と言われるくらい、ストレスを敏感に感じ取る器官です。
そのため、ストレスを感じると腸が過敏に反応して、便秘や下痢などの症状を引き起こしてしまうことがあります。

実はこの IBS は、詳しい検査をしても特に異常が見つからない病気です。
特に異常がないのに、慢性的に便秘や下痢が続いていると、IBS と診断されるのです。

IBS には 4 つのタイプがあります。

便秘型

便を押し出せない

腹痛を伴う便秘が慢性的に続くのが、この便秘型と呼ばれるタイプです。
この便秘型の方は、ストレスを感じると腸が痙攣した状態になり、
便が流れなくなってしまいます。
その結果、便の水分もどんどん奪われていくので、 便が出なくなったり、
便意があってもコロコロの便ばかりが出るようになってしまいます。

この便秘型は、女性に比較的多いと言われています。

下痢型

toilet_illust_003

下痢型は、ストレスを感じると突然便意が襲い下痢になるタイプです。
腹痛を感じる方もいれば、感じない方もいます。

下痢自体はひどい状態ではないのですが、 通勤電車の中など、すぐにトイレに行けない場所で下痢になった経験があると、 その時の不安感からますますストレスを感じるようになり、下痢を起こしやすくなってしまいます。
この下痢型は、比較的男性に多いと言われています。

交代型

便秘と下痢を繰り返すのが交代型と言われるタイプです。
便秘と下痢を数日おきに繰り返します。
どちらかの症状に偏った治療ができないため、治療が難しいタイプです。

ガス型

pain_illust_002

ストレスを感じるとガスが溜まり、腹部膨満感があるのがガス型です。
こちらも下痢型のように、おならが出て周りの人に気づかれたら…という不安感が余計にストレスとなり、更にガスが溜まるようになってしまいます。

IBSの改善方法

IBSは治療が難しいと言われてきましたが、研究が進み改善方法が確立されてきました。

食事内容の見直し

food_illust_004

便秘や下痢が続くとき、腸内環境は悪くなっている状態です。
ですから、腸内環境を整えるために、
腸内の善玉菌を増やす食事を摂ることは、IBS 改善につながります。
ビフィズス菌が豊富に含まれているヨーグルト、乳酸菌が豊富に含まれている発酵食品や食物繊維が豊富に含まれている野菜を意識して摂るように心がけましょう。

また、腸が過剰に刺激を受ける食べ物を摂らないことも大切です。
脂っこいものや甘いもの、香辛料や酸味のあるものは腸に強い刺激を与えます。
こういった食べ物は控えるようにしましょう。

薬の服用

症状が比較的軽い場合には、整腸剤の服用や下痢止め、便秘薬の服用で治療が行われます。

便秘型の場合でしたら、昭和製薬が開発した「昭和便秘のおくすり」を服用してみてはいかがでしょうか。