座薬は医薬品
座薬とは、肛門や膣に挿入して使う医薬品製剤のことです。
ところが、座薬を「座って飲むお薬」だと勘違いして、口から飲む方もいらっしゃるようです。口から服用すると、胃潰瘍につながることもありますのでご注意ください。
座薬を肛門などから挿入するのは、薬の効果を早く出すためです。座薬は、挿入場所に近い直腸から吸収されて血液中に入るので、効果が早くあらわれます。
また、口から飲むお薬は肝臓を通るときに、一部が化学変化を起こして効果を失いますが、肛門などから入れた座薬は肝臓を通らないため、効果を失うことはありません。
そのため座薬は、痔などの局所的な病気の消炎・鎮痛をはじめ、発熱、リウマチ、炎症、感染症、便秘、ガンなど全身的な症状、病気にも効率よく効きます。
座薬の使い方
まず、座薬は温度に敏感で柔らかくなりやすいので、冷蔵庫で保管するようにしてください。
挿入は寝転んだり、四つん這いの姿勢で行うと簡単に挿入できます。
足を曲げている状態の方が、肛門の筋肉が緩み入りやすくなります。
また、座薬と肛門で摩擦が起きると痛みが伴うこともあるので、そのような場合には座薬にオリーブオイルなどを塗って滑りやすくするのがおすすめです。
お医者さんの指示で座薬を切って使う場合には、先端の先細りしている方を使ってください。残りは処分してください。
挿入時は、恐れずに一気に入れてください。また、入りきった後10秒ほど抑えておくと、出てこないのでおすすめです。
もし、入れてすぐに座薬が出てきた場合は、すぐに入れなおしましょう。しかし、ろうそくの液のようにドロドロとした状態で漏れ出してきた場合は、体内で溶けて吸収されているので入れなおす必要はありません。
便秘時の座薬は緊急時に、普段は飲み薬を
座薬による便秘解消効果は、比較的即効性もあります。
しかしながら、飲み薬と比べると、座薬はいつでもどこでも使えるお薬ではありませんよね。使用方法から苦手なイメージがある方も多く、体質的に合わないこともあります。
ですので、便秘の座薬は緊急時や、医師にすすめられた時だけ使うようにすることをおすすめします。
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