【お薬】便秘薬について知る

便秘薬について
2016.7.6

便秘薬とは、便秘とそれに伴う不快な症状(腹痛や吐き気など)を改善するための薬です。
便秘解消方法としては、手っ取り早いものですよね。

今回は便秘薬についておさらいしていきましょう。

便秘薬の種類

便秘薬便秘薬には3種類あることをご存知でしょうか。
それは「刺激性下剤」「膨潤性下剤」「塩類下剤」の3つです。
それぞれの特徴をまとめました。

刺激性下剤とは

腸に直接刺激を与え、排便を促す薬です。
便秘改善に効果がありますが、長期間の使用はおすすめできません。
短期間用いる分には、便秘の解消に十分な効果をもたらしてくれるでしょう。

膨潤性下剤とは

便のかさを増やし、大腸を刺激することで排便を促す薬です。
たくさんの水分と服用して頂くことで、腸の中の水分を吸収し膨張します。
こちらは自然な便意が得られる薬です。

塩類下剤とは

便に水分を含ませて、柔らかくしてくれる便秘薬です。
また、便の滑りを良くする効果もあります。 刺激が少ない便秘薬です。

便秘薬を使うときの注意点

便秘薬使用上の注意点便秘薬の服用は、便秘解消法としておすすめできるものですが、
あくまで薬ですので、注意点を守って服用して頂ければと思います。

便秘のタイプに合った便秘薬を選ぶ

先ほど便秘薬には3種類あるとお話ししましたが、どの便秘薬を使うかは、便秘の種類によっても違います。 
それぞれの特徴は以下の通りです。

・刺激性下剤…大腸のぜん動運動が弱いため便秘になっている方(弛緩性便秘)
・膨潤性下剤…排便の我慢などにより、便意を感じにくくなってしまっている方(直腸性便秘)
・塩類下剤…ストレスなどが原因で自律神経が乱れ、便秘になっている方(痙攣性便秘)

例えば、痙攣性便秘の方が刺激性下剤を使ってしまうと、
痙攣状態の腸は更に刺激を受けてしまうことになり、ますます便秘になってしまいます。
自分の便秘の種類によって、便秘薬を選んで使う事が大切なのですね。
選び方に迷ったときは、医師や薬剤師に相談しましょう。

用法・用量を守る

便秘薬に限った話ではないですが、
薬というのは用法・用量を守ってお使い頂くことで、最大限の効果を発揮するものです。
例えば、便秘薬が効かないからと言って、服用時間を守らずに飲んでしまったり、
一度に大量に服用したりすると、腹痛などの不快な症状が出る場合があります。
用法・用量を正しく守って服用するようにしましょう。

自分に合った飲み方や量を見つける  

便秘薬の適量を見つける

便秘薬の効き方には個人差があります。
一人一人便秘の状態が違うので、自分に合った量や服用間隔を探してみましょう。
初めて飲む際には、少ない量から試してみます。
その量で効いたら、それが適量になりますし、効かなかったらまた少し量を増やして服用してみます。
こうして自分に合った量を見つけましょう。
ただし、用法・用量の範囲は守ってくださいね。

「昭和便秘のおくすり」で便秘を解消

便秘薬は、便秘改善の頼もしい味方になってくれます。
しかし、便秘薬を服用するだけでは、便秘の根本的な解決にはなりません。
便秘薬を服用しながら、生活習慣の改善などを行って行くことが大切です。
便秘は、運動不足や水分不足、食物繊維などの不足で起こることが多いです。
便秘の方は一度、ご自身の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

また、便秘薬に怖いイメージがあって、便秘薬を使う事を避ける方がいますが、
それではますます便秘になってしまうことがあります。
我慢せずに便秘薬を服用して、排便のリズムを作っていくことが大切なのではないでしょうか。

「昭和便秘のおくすり」は3つの生薬が配合された便秘薬です。
正しくお使い頂ければ、便秘改善の救世主になってくれるはずです。
便秘にお悩みの方に、是非お試しいただきたいと思います。

薬剤師 木全