【薬剤師】が教えます。正しく食物繊維を摂取し便通改善

食物繊維を正しくとる
2017.6.19

便秘に効く食べ物として、よく食物繊維があげられますね。
普段から、食物繊維の摂取を意識して食事をしている方もいらっしゃると思います。

2種類の食物繊維

食物繊維には、大きく分けて2種類あります。
それは「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」です。
この2つの食物繊維の特徴についてお話しします。

水溶性食物繊維とは

水溶性食物繊維が豊富な海藻。

水溶性食物繊維とはその名の通り、水に溶ける食物繊維のことです。

水溶性食物繊維は水分を吸収し、便を柔らかくする働きがあります。
また、腸内の有害物質を吸収して、便と一緒に排出する効果もあります。

不溶性食物繊維とは

不溶性食物繊維が豊富なさつまいも

不溶性食物繊維とは、水溶性食物繊維とは反対に水に溶けにくい食物繊維です。

不溶性食物繊維は水分を吸うと膨らんで、便の体積を増やします。
また、増えた便が腸を刺激して、腸のぜん動運動を促す効果もあります。

食物繊維を摂る時のポイント


2種類の食物繊維の割合に気をつける

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の食べる割合は、1:2が理想的と言われています。
日本人は1:3くらいの割合になっている方が多いそうです。
水溶性食物繊維は一口に言うと、海藻類、オクラ、納豆などのヌルヌル、ネバネバ食品に多く含まれています。
また感覚的には分かりづらいのですが、ゴボウ、アボカド、キノコ類、大麦などにも含まれています。
どちらかに偏りすぎると、下痢や便秘などの不快な症状が出る場合があるので、バランスよく食べるように心がけましょう。

水分と一緒に、よく噛んで食べる

食物繊維を摂るときは水分と一緒に

食物繊維は水分を吸収する、とお話ししましたが、吸収できる水分が少なければ、便にまで水分が行き渡りません。
ですから、普段からこまめに水分を摂ることを意識してみましょう。

また、よく噛んで食べることも大切です。
実は、胃でも腸でも溶けないのが食物繊維です。
よく噛まないと消化不良を起こし、腹痛などの原因になることがあります。
よく噛んで食べるようにしましょう。

食物繊維を上手に摂って便秘解消

ここまでの説明で、食物繊維はただやみくもに食べればいい訳じゃない、ということがお分かりいただけたかと思います。
食物繊維に限った話ではないですが、何でもバランスよく食べることが大切です。

食物繊維を意識的に摂っていても、なかなか便秘改善しない方や、
今すぐにでも便秘を解消したいほど不快な症状に悩まされている方には、
一度便秘薬を服用していただくことをおすすめします。
食事の内容を改善しつつ、便秘薬を必要な時に服用していただければ、無理なく便秘を解消できるのではないでしょうか。

昭和製薬では、「昭和 便秘のおくすり」という、おなか想いの便秘薬を開発しました。
3つの生薬が腸の働きをサポートし、排便を促す効果が期待できます。
便秘に悩んでいる方に、是非お試しいただきたい便秘薬です。

便秘の解消には、排便のリズムを作ることが大切です。
まずは便秘薬で便秘を解消して、食事などで便秘の予防をしながら、便秘になりにくい腸内環境を作っていただきたいと思います。

「昭和 便秘のおくすり」は医薬品です。
用法・用量を守って服用してください。

 

薬剤師 木全