「薬の副作用」による便秘 便秘の原因8

2017.4.3

薬の副作用として便秘になることがあります。
特に病気でもないのに、
「便秘にならないように、食事に気を遣って運動もしているのに、なかなか便秘がよくならない…。」
という時には、実は現在服用している薬に原因があるかもしれません。

今回は薬による副作用で便秘になる可能性がある、ということについて解説いたします。
以前にも、同様の記事がありますので、よろしければそちらも参考になさってください。
http://www.kenkolife.com/column/syouwa_kusuri_03/ ‎

薬で便秘になることがある

腸の働きが悪くなる

薬は病気の治療に使われるものですが、副作用が出る可能性はどんな薬にもあります。

薬を飲んで便秘になる理由としては、主に以下の原因が考えられます。

・消化器官の運動を抑制する。
・自律神経に影響を与える。
・腸の機能自体を低下させてしまう。

便秘になる可能性のある薬

薬

具体的にどのような薬が便秘になる可能性があるのか、いくつか挙げてみます。

咳止め薬

咳止め薬の中には、「リン酸コデイン」「リン酸ジヒドロコデイン」という成分が使われている薬があります。
この薬は、一時的に消化器官の動きを抑制する作用があります。
よって、リン酸コデインは、下痢止めとして使われることもあります。
この成分が含まれている薬は、医療用医薬品にもOTC医薬品にもあります。

降圧剤

降圧剤の中でも「カルシウム拮抗剤」を服用すると、便秘になる可能性があります。
こちらも、一時的に消化器官の動きを抑制する働きがあります。

鉄剤

貧血を回復するために、鉄分を摂ったほうがよいということはご存知かと思います。
そのために、貧血で病院を受診すると「鉄剤」が処方されることもあると思いますが、この鉄剤もまた、便秘を引き起こす可能性があります。

抗生物質

抗生物質で便秘や下痢になった経験がある方もいらっしゃると思います。
抗生物質は細菌を殺したり、働きを抑えるためのお薬ですが、腸内の善玉菌も殺してしまうことがあります。
そのため、便秘や下痢を引き起こしてしまう可能性があるのです。

薬の副作用で便秘になったかもしれない時の対処法

副作用が出たら医師に相談

薬が原因で便秘になっている可能性があるときには、薬を処方してくれた医師やかかりつけの調剤薬局の薬剤師に相談することが一番大切です。

自己判断で市販の便秘薬などを服用したり、処方された薬そのものを中止すると、思わぬ影響が出る場合があります。
医師の薬剤師の指示に従ってくださいね。

薬を飲んでいないのに便秘になったとき

薬の副作用が原因ではなく、生活習慣の乱れなどで便秘になっている場合には、生活習慣を見直すことから始めましょう。
それでも便秘が改善しない場合には、我慢せずに便秘薬を試してみてはいかがでしょうか。

「昭和便秘のおくすり」は、3つの生薬が含まれており、腸の働きをサポートして便秘改善のお手伝いをします。
粉薬(細粒)なので、便秘の症状に応じて飲む量を細かく調節できるのも特徴です。

お腹が張って苦しいときや、今すぐ便秘を解消したいときには、便秘薬を上手に使って便秘を解消することが、身体的にも精神的にも良いのではないでしょうか。
昭和便秘のおくすりを、用法・用量を守って少量からお試しいただければと思います。

薬剤師 木全